Fabric's
品質試験データー

ファブリックの品質試験を行いました。



ファブリック品質試験データー



耐光堅ろう度試験

耐光堅ろう度試験は、光の作用による色の変化の程度(変退色)を評価するための試験。
つまり、光があたるとどれくらい色が変わるかを調べます。

紫外線を照射する紫外線カーボンアーク灯光(JIS L 0842)にて行いました。

生地とブルースケール(3級)というもの両方に、同じ光を同じ時間照射し、
ブルースケールと比べてどのくらい変化したかで等級を決めます。

ブルースケールと同程度で3級、変退色が良いものを3級以上とします。



洗濯堅ろう度試験

洗濯堅ろう度試験とは、家庭での洗濯の作用による「色の変化の程度(変退色)」と
「他の洗濯物への色移りの程度(汚染)」を評価する試験。

洗濯液:0.5%せっけん液
洗濯温度:50℃
洗濯時間:30分

上記の条件にて調べます。

変退色は、4級以上。汚染は、3級以上。が好ましい。



摩擦堅ろう度試験

摩擦堅ろう度試験は、重ね着などの衣料品同士のすれ作用による「他への色移りの程度(汚染)」を評価するもの。

摩擦堅ろう度試験には二種類の試験があります。「乾燥試験」と「湿潤試験」。

「乾燥試験」は、生地を乾燥した綿布で摩擦します。
約200gの荷重で100mmの長さを100回往復摩擦します。
摩擦が終わったら、グレースケールを使用して「汚染」の判定をすることにより堅ろう度の数値を決めます。

「湿潤試験」では濡らした綿布を使用します。
濡らす程度は、約100%の湿潤状態とJIS規格で定められています。
後は、乾燥試験と同じ手順です。

一般的な目安は、乾燥3-4級以上、湿潤2級以上です。



ドライクリーニング堅ろう度試験

ドライクリーニング堅ろう度試験とは、ドライクリーニングの作用による「色の変化の程度(変退色)」と
「他のクリーニング物への色移りの程度(汚染)」を評価するものです。

工業ガソリン5号に界面活性剤と微量の水分を加えた試験液を用います。
試験瓶にこの試験液、多繊交織布を付けた試験試料及びステンレス鋼球20個を入れ、
30±2℃で30分間洗濯処理します。
工業ガソリン5号ですすぎ、ろ紙等で脱液し自然乾燥します。

一般的な目安値は、変退色が4級以上。汚染が、3級以上です。



耐洗濯性、耐ドライクリーニング性試験

家庭洗濯等取扱方法に基づく水洗い洗濯やドライクリーニングを行い、乾燥させた製品から次の項目を判定します。

外観上の変化、変退色、ブリード(色泣き)、寸法変化率。



耐アイロン性試験

生地をアイロン台上に置き、掛面中央部を180℃の温度に加熱したドライアイロンで、
約2.9 kPaの圧力をかけながら,試験片のよこ糸方向又はコース方向に1秒間約100 mmの速度で3往復させる。
往復距離は,アイロン掛面の長さに約150 mmを加えたものとする。